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    医療を止めない。その裏側にあった支え合い。-令和8年熊本地震における職員サポート-

    2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震により、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

    桜十字病院でも大きな揺れに見舞われましたが、発災直後から患者さまの安全確保と診療体制の維持に取り組むとともに、「働く職員の安心」を守ることも重要な使命として行動しました。

    災害時であっても、医療・介護の現場を止めることはできません。そのためには、患者さまを支える職員一人ひとりが安心して働ける環境が必要です。

    今回は、地震発生直後から行った職員への支援と、その後、グループ全体へと広がった取り組みをご紹介します。

    安心して働ける環境を守るために

    不安な状況の中でも、職員が少しでも安心して業務にあたり、必要なときには休息できるよう、まずは日々の生活を支えるための環境を整えました。

    ■ 避難・休息スペースの確保

    帰宅が困難となった職員や自宅が被災した職員のために、院内に避難・休息スペースを設置しました。少しでも身体を休められるようマットを準備し、安心して休息できる環境を整えました。

    ■ お子さまの一時預かり保育・学童

    地震の影響で休園・休校となった職員のお子さまを対象に、一時預かりを実施しました。子どもたちが安全に過ごせる場所を確保することで、子育てをしながら働く職員が安心して業務にあたれる体制を整えました。

    ■ 社員食堂の開放と食事の提供

    震災翌日から、普段利用していないスタッフも含め、全職員に社員食堂を開放しました。温かい食事を提供することで、スタッフの体調管理と心のケアをサポート。さらに、週末勤務のスタッフへはお菓子や飲み物も準備されました。

    ■ シャワー設備・社員寮の提供

    断水やガス停止の影響を受けた職員のために、社員寮の空き部屋を活用してシャワー設備を開放しました。また、自宅が被災し生活が困難となった職員には、社員寮への宿泊を受け入れ、一時的な生活拠点として利用できるよう対応しました。

    S-MAT(桜十字 寄り添い支援隊)

    発災直後は、水や食料、簡易トイレなど「モノ」の支援が中心でした。しかし、時間の経過とともに、住まいや生活再建に関する相談など、一人ひとりの状況に応じた「コト」の支援も必要になりました。

    こうしたニーズに応えるために立ち上がったのが、「桜十字 寄り添い支援隊(S-MAT)」です。職員の声をもとに、必要な支援を考え、グループ全体で具体的なサポートにつなげています。

    • 引っ越し作業、災害ごみ搬出の手伝い
    • 専門的な相談窓口の設置
    • ペットの預かり支援
    • 車両の貸し出し

    こうした支援を迅速に届けるため、AIを活用して応援スタッフの募集フォームや相談窓口を短期間で構築。支援を必要とする職員と、力を貸したい職員をつなぎ、部署や職種を越えた支援を形にしました。

    グループ全体で支え合う「支援の輪」

    桜十字グループは、熊本だけでなく福岡・宮崎・大分など九州各地に拠点があります。発災翌日には各拠点から支援物資が届けられるなど、被災状況を共有しながら、それぞれの拠点ができることを考え、支援を行いました。

    離れた場所にいても、必要な物資や人手、情報を持ち寄る。グループ全体で支え合う力が、今回の支援につながりました。

    【関連情報】看護・介護職として新しい一歩を踏み出したいあなたへ

    今回の震災を機に働く環境を見直した方や、熊本で地域医療に貢献したい方へ。

    桜十字病院では、看護師・准看護師・介護職を対象に、就職応援金をはじめ、住居や託児施設、面接・入職時期などの相談に対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

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