普通科高校から介護のプロへ。ゼロから始めて、リーダーへ。成長の秘訣とは?
Let’s リハ!PLUS 桜十字(デイケア)
古澤 貴郁
熊本県阿蘇郡、高森町出身。
高森高校 普通科を卒業し、2013年4月に新卒ケアマネジメントスタッフ(介護職)として入社。
デイケアでリーダーとして奮闘中。
社内表彰受賞歴も多数。「2017年貢献社員賞」「2018年貢献社員賞」。
今回の主人公は、入社7年目・25歳の古澤さん。
自然豊かな熊本県阿蘇郡の「高森町」出身です。
そんな古澤さんが介護職に興味を持ったきっかけは、実家にありました。
介護職を選んだ理由
介護に興味を持ったきっかけは?
一緒に暮らしていた祖母が脳梗塞で左半身麻痺を患っていて、家族で支えていました。
いわゆる「おばあちゃんっこ」だった私は、「もっと介護技術を知って少しでも支えになりたい」と思っていました。
このようなきっかけがあって、介護の仕事を意識するようになりました。
高校は普通科に通っていたので、介護の仕事はゼロからのスタート。
最初は苦労しましたが、先輩の技術を見て覚えたり、質問したり、カルテを休憩時間に見てみたり。自分なりに努力をしながら学んでいきました。
「認められたい」「負けたくない」という気持ちを原動力に、憧れの先輩の背中を追い続けました。
それと、桜十字病院で開催される「初任者研修」や「実務者研修」にも参加。
国家資格である「介護福祉士」も取得しました。
入社6年目にはリーダーとなり、業務の幅が広がりました。
介護系の研修が開講されていることや、尊敬できるスタッフが身近に居ること。
改めて考えると、環境に恵まれているなと感じます。
デイケアの仕事について
デイケアってどんなところですか?
月曜~土曜の日中に営業していて、一日に70名ほどのお客さまが通って来られます。
施設や自宅にお住まいのお客さまを、スタッフが車で送迎します。
お客さまの年齢はさまざまですが、80代の方が多いです。
ヘルパーが担当する業務は、送迎、バイタル測定、お風呂の介助、体操、レクレーション、昼食介助などがあります。
仕事で心掛けていることは?
お客さまの日々の体調変化には気を付けています。
例えば「おはようございます」と挨拶をしたときの顔色や発音の調子で「あれ?」と違和感を感じることも。
看護師に伝えてバイタルを測ったり、外来を受診したりと、皆で連携して早めに対応します。
もう一つ、お客さまとの会話も大切にしています。
お客さまが昔されていたことや、最近のニュースについてなど。
ひたすら傾聴することもあります。
自分から話されない方には「体調どうですか?」と声をかけてみることも。
会話から気付くことも多いので、お話することは大切にしています。
ちなみに。プライベートはどんな過ごし方ですか?
趣味は車でドライブすることや、体を動かすこと。
美術系の姉の影響で、絵を描くことも好きです。
色々と趣味があるけど、中でも料理は特に好きですね。
小学生の頃からよく母と一緒に料理をしていました。
就職して一人暮らしを始めてから、こだわった料理にも挑戦するようになりました。
この写真は先日、自宅でつくったうどんです。麺から作りました。
職場について
桜十字の好きなところ、教えてください!
「社員食堂が美味しい!」
一食350円で、食べ放題の社員食堂。
味が美味しいだけじゃなくて、「一番美味しい状態で出す」ことにもこだわりがあって、
例えばから揚げの日は、いつも揚げたてを出して貰えます。
毎日美味しい昼食でお腹いっぱいになるって幸せなことだなと、社会人になって身に染みて感じます。
「社員旅行が楽しい!」
シンガポールとかタイとか、普段なかなか行かないような所に行けて面白いです。
旅費は全額会社持ちなのも嬉しいです!
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デイケアの仕事について
【番外編:上司インタビュー】
デイケアの部門長、津留センター長にもお話を伺いました。
都留センター長から見た、古澤さん。
古澤さんには、お客さまひとりひとりを大切にする優しさを感じます。
パーソナルケアといって、基礎だけでなく「その人にあった」視点がありケアに繋げています。
仕事をしていると不満の声を貰う事もありますが、そんな時にはひたすら傾聴して、その人にあったやり方で返答しています。
古澤さんの優しさの根源には、「人が好き」というのがあるのかなと思います。
力仕事をしている女性スタッフが居たら率先して代わってあげる所にも、優しさを感じます。
僕たちには、作りすぎたコロッケを持ってきてくれることも(笑)
まだまだ若い古澤さんがリーダーに抜擢されたのは、デイケアをこれから引っ張っていく存在になって欲しいという期待があったから。
周りに後押しされながら成長していく姿に、ますます期待を感じています。
お願いしたことについてしっかり返してくれる所があって、
業務について難しい相談をすることもあるけど、「できないです。」って絶対言わずにどうにか彼なりに考えて返してくれます。
最初の頃は業務上悩むことも多かったそうですが、今ではすっかり頼りがいのある存在です。
これからも自分のペースで一歩一歩成長して貰えたらと、ゆくゆくはデイケアを背負っていく存在になって貰えたらと、期待しています!
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以上、今回は「桜十字人インタビュー」をお届けしました。
ちなみに古澤さんは、筆者の新卒同期。
同期の活躍を耳にする度に、なんだか嬉しくなっちゃいます。
私も頑張ろう!
人事部 御手洗 桜
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取材日:2019年11月25日
※所属や役職等は、取材日時点の情報です。
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