就職していた知り合いにヒアリングして決めた、当院への転職。
桜十字病院には、中途入社のスタッフがたくさん活躍しています。別の病院や施設を経験した中途入社スタッフがなぜ当院を選んだのか、桜十字の魅力ややりがいなどに迫ります!
リハビリテーション部
理学療法士 向山 沙織
2016年4月入社、理学療法士歴7年※
熊本保健科学大学出身。県外のリハビリテーション病院に3年間勤務したのち、当院へ。現在は回復期病棟を担当している。趣味は旅行で、3泊4日の沖縄旅行が毎年の楽しみ。感染予防のため旅行に行けない今、プロジェクターで映画を見るなど充実した家時間を送っている。
※記事公開日時点
転職先に桜十字を選んだ理由
向山さんは、Uターンの転職組ですよね。当院に入社した経緯を教えてください。
私は熊本出身で、大学も県内に行ったんですが、最初の就職先は県外に行きたいと思っていて。福岡の病院に勤務していたんですが、4年前に家庭の事情で帰ってきました。前の職場がリハビリテーション病院だったこともあって、就職先は回復期病棟のある病院を探しました。そしたら、ちょうど桜十字が募集していて…。
タイミングが合ったんですね! 当院を選んだ理由は?
実は知り合いがいたんですよ。それで、話を聞いたり相談に乗ってもらったりして決めました。就職するにあたって気になったのは、やはり雰囲気。給与やお休みの面も、もちろん気にはなりましたけど(笑)。こちらは実際に面接で当院にきたときに、見学して確認しました。まず回復期病棟があること、前職の病院と規模が似ていたこと、若いスタッフが多く同年代のスタッフが多かったことが、決め手になりました。
現在の仕事について
入社してみて、いかがでしたか?
入社4日目で、熊本地震が起こったんです! 1か月間は緊急事態という雰囲気の中でリハビリをしていましたが、病院からは避難場所や住む場所、支援物資をスタッフに提供するなど、私たちの不自由を極力解消してくれるようなサポートがありました。
最初の配属はどちらでしたか?
呼吸器病棟に配属されました。人工呼吸器の方が多い病棟だったんですが、経験がなかったので、最初はアラームが鳴るだけでドキドキでした。入社したばかりの私に、先輩方が気掛けて声をかけてくださっていて、安心感がありました。実際の業務は、実践に即したOJTで覚えていきました。3学会合同呼吸療法認定士のスタッフもいるので、呼吸器疾患の方のリハビリで困ったことがあれば、サポートしていただけたのは勉強になりましたね。この呼吸器病棟で2年間経験を積んだあと、回復期病棟に異動して、今に至ります。
回復期病棟でのリハビリって、どんな仕事なんですか?
回復期なので、ご自宅に帰る患者さんへのリハビリが多いです。患者さまが家に帰ったあとに自立した生活を続けていただくための支援を行なったり、サービスの検討をしたりします。また、桜十字の回復期病棟では復職支援を行っているので、職場復帰したときに必要となる動作を獲得するためのリハビリを行っています。また、職場への情報提供が無理のない就労を支援することになるため、ギャップを極力埋めるように情報提供書の作成にも力を入れています。情報提供書は、社会復帰サポートプログラム結果表といって、当院オリジナルのもの。患者さんの今を退院後の生活へとつなぐ、大切な支援だと思います。
経験者から見た、桜十字の回復期の特徴は?
どの病院でも在宅復帰に向けたサポートを行うのが基本ですが、病院によって特色がありますよね。桜十字の特長は、復職支援や自動車運転再開支援を行っていることだと思います。回復期病棟の患者さまの平均年齢は70代後半とわりと高めなんですが、30~50代といった若い方も多いんですよ。退院後の人生はまだまだ続くので、仕事への復帰がとても大切です。また、熊本は車社会なので、年齢にかかわらず、車を運転できることが生活の質にも影響します。機能面の回復に重きをおいて、実生活に即したQOLの向上に取り組んでいるな、と感じます。また、川平法という促通療法や、上肢訓練にも力を入れています。私も、川平法の院外研修を受けに行きたいと思っています!
前職の経験は活かせていますか?
当院は、脳神経外科の先生が厚い配置ということもあり、脳卒中の患者さんを多く受け入れています。前職でも担当していた回復期病棟には、脳卒中の方が多くいらっしゃいました。その中で、いろんな患者さんを見てきた経験は役立っているかもしれません。
今後の目標を教えてください!
ケアマネジャーの資格を取りたいと思っています。ケアマネジャーの仕事に転向したいとか、そういうわけではなくて。回復期病棟で働く上で、ケアマネジャーの知識を患者さんの在宅復帰に活かして、より良い支援ができるセラピストになりたいです。今後も成長していけるよう、がんばります!
桜十字って、どんな職場ですか?
職場の環境はいかがですか?
リハビリテーション部にも、回復期病棟にも相談できる環境があることが、魅力だと思います! 回復期病棟だけでも、なんと37名のリハビリスタッフが関わっています。人数の多さと、スタッフ同士活発にコミュニケーションを取る風土のおかげで、いろんな意見や知識を学べます。同僚の理学療法士に「どう思う?」と意見をもらったり、先輩にアドバイスをもらったり、似た症例を経験した後輩に話を聞いたり。病棟の看護師や担当の管理栄養士など、関わる他職種のスタッフも話しやすく、情報交換をこまめに行なっています。多職種連携は大切なので、仕事がしやすいです!
病院全体についてはどうでしょう?
社員食堂がおいしいんですよ。おいしくて食べすぎてしまうので、今はお弁当に変えてダイエット中です(笑)。「必要な栄養は社食のおかげで摂れてる」というスタッフもいますし、1人暮らしの人には本当にありがたい社員食堂です。それと、女性が働きやすい職場だと思います。福利厚生で院内保育園があるし、働くお母さんへの周りのサポートが手厚いと思います。子どもが熱を出しても、病棟全体でフォローに入るんです。人が多いだけでなく、助け合おう! という風土があるからできることなんですよね。こういう職場、なかなかないと思います。
桜十字を検討している人へひとこと!
新しい環境に変わると、不安なことがあると思います。でも、周りからのサポートがあるので、不安に思わず、ぜひ飛び込んできてください!
募集要項
☆フォームからの直接ご応募・お問い合わせ、大歓迎です! お気軽にご利用ください。
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