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言語聴覚士としてワークライフバランスを実現させる秘訣は?

桜十字病院に新卒で入社し、さまざまな病棟での経験をしている古庄さん。今はクチタベの中心メンバーとしても活躍していますが、実は3児の母としても奮闘中! 言語聴覚士として、女性、母親として、輝きながら頑張れる秘訣はどこにあるのか、お話を聞いてみました。

リハビリテーション部

言語聴覚士 古庄 成美

麻生リハビリテーション大学校へ進学。2011年4月に新卒で桜十字病院に入社し、現在はクチタベの中心メンバーとしても活躍中。

(記事公開時点の情報です)

初めての職場は桜十字に

『言語聴覚士』に興味を持ったきっかけを教えてください。

言語聴覚士になりたいと思ったきっかけは、仲のいい友人の弟さんの耳が聞こえなかったことにあります。ろう学校で行われる体育大会や文化祭などのイベントへ足を運ぶこともありましたし、友人のお母さんが弟さんに対して、「そよそよ」「ザーザー」などの擬音語が表す感覚を実際に体験してもらい、教えている姿も近くで見てきました。耳の聞こえない方に対してのコミュニケーションの取り方に興味を持つようになり、ろう学校の先生になるための方法も友人のお母さんに教えていただきました。

聴覚障害をもつ方と接する仕事を知る中で、中学2年生の頃、「聴覚障害領域」以外にもさまざまな領域があり、「話す」「聞く」「食べる」のスペシャリストとして働くことのできる言語聴覚士という仕事に就きたいと思うようになりました。

桜十字を職場に選んだ理由は?

高校卒業後は、なるべく早く臨床の現場で働きたい気持ちがあったため、専門学校へ進みました。桜十字は、専門学校の長期実習の際にお世話になっていた病院だったこと、小児から成人まで幅広く見ることができること、そしてすごく勢いのある病院だと感じていたこともあり、入社しました。

同期スタッフとの関わりは?

新卒の同期との関わりは今でもありますよ!入社後は1か月間みっちり研修を行いました。「なりきり研修」という、病棟の介護職や、栄養管理部、清掃など多職種の仕事を経験する研修は特にハードでしたが「同期みんなで声を掛け合いながら乗り越えた~!」という印象が残っていますね。ちなみに結婚した夫も実は同期なんですよ! 夫も同期の男性だけで集まったりすることがあるみたいです。みんな結婚したり子どもがいたりする年齢なので、子どもを連れていくこともありますよ。

入社後の業務で得たものは?

今でこそ桜十字の言語聴覚士は県下最大級の人数ですが、私が入社した頃はまだ5~6名しかおらず、その人数で全病棟を担当していました。ひとりあたりの受け持ち人数も多く大変でしたが、そのおかげもあって、各病棟に知り合いのスタッフができたり、顔見知りの患者さまには院内でお声かけができたりしました。もともと話すことが好きですし、知り合いも増えましたし、振り返るといい経験でしたね。

“プライベート”はどうでしたか?

家族揃ってお祭りが好きで、藤崎宮で毎年行われる藤崎八旛宮秋季例大祭にも参加をしています。役員会に参加したり、飾り馬の実行委員をしたりとかなり本格的に参加していました。そのため、仕事終わりに練習へ行って、研修のレポートを書いて…とその時期はスケジュールがみっちり埋まってしまいました。

大変な中続けられた理由は?

中学生のときからなりたかった職業に就けた、というところが自分の中でかなり大きいですね。実際に働いてみると言語聴覚士は自分が想像していた以上に幅のある仕事でした。大変さよりも言語聴覚士として働ける嬉しさや楽しさが勝っていたから頑張れていたなと思います。あと、純粋に若かったのもあるかも(笑)

患者さんの嚥下訓練を行っているところ。クチタベのメンバーとして、言語聴覚士の領域から活動中です。

 “結婚”という一大ライフイベントを経験して

入社後、3年経った3月に結婚しました。年齢でいうと24歳です。実はプロポーズは2年目のときにしてもらっていましたが、実際に籍を入れたのは1年後でした。言語聴覚士として3年働いて一区切りかな、とも思っていたので、ちょうどいいタイミングでの結婚だったと思います。

子育てをしながら働くライフスタイルへと変化

育児休暇から復帰するときに不安はありましたか?

今、6歳・4歳・2歳の子どもがいてみんな男の子です。1人目の産休、育休中には復帰することに対して少し不安がありました。ただ、先輩たちが産休から復帰して働かれている姿を見ていましたし、実際に復帰した先輩から、復帰の仕方や事務手続きなどの小さな不安についてもお話を聞くことができたので安心して復帰できました。

桜十字の福利厚生はいかがですか?

1人目のときは、福利厚生でもある院内の「わんぱく保育園」を利用しました。園休日以外は基本子どもを預けられますし、院内に病児保育室もあるので、安心して働けましたね。

また、先輩たちが復帰後の時短勤務ができるようにと働きかけてくれていたので、私も2人目3人目のときは時短勤務を活用しながら復帰しました。

あと、社員食堂の存在もありがたかったです。子育てをしながらお弁当を作ることが難しくて。社員食堂のおかげで、私も夫も栄養バランスのとれた美味しいお昼ごはんを食べることができました。

写真は人気メニューのビビンバ丼。大根のスープで味変するのも社員食堂オススメの食べ方です♪

仕事復帰後の部署の雰囲気について教えてください。

産休からの復帰に関して、部門長の理解があります。子どもの発熱で急に休む時も「親がそばにいたほうがいい」「気にしないで」などと言ってくださるのでとても心強いですね。リハスタッフに産休から復帰をしたスタッフが多いこともあり、これだけ理解がある職場になっているのだと思います。

復帰後はどんな働き方になりましたか?

“子どもを産んだら働き方に融通がきかなくなる”ことはなく、どういう形で復帰したいのか希望を聞いてもらい、それに沿った形で復帰ができたのも嬉しかったです。

1人目のときはしっかりと1年お休みをとり、2人目と3人目のときは、10ヶ月で復帰しました。私の場合は、早めに復帰をしたことで、自分の体を慣らしながら、少しずつ業務に戻っていけたので、やりやすかったです。産休育休後の復帰のタイミングや働き方は人によって異なるので、自分のタイミングで復帰ができることはとてもありがたいですね。

ご主人との協力は?

夫は同期と言いましたが、現在回復期病棟担当です。お互いの仕事内容も理解しているし、どうしても休めないタイミングで子どもに何かあった際は、夫が休みを調整してくれることもあります。職場には、夫のことも私のことも知ってくださっているからこその配慮をたくさんしてもらっていますね。

自分でリフレッシュの時間を作るのも、ワークライフバランスを実現するためには大切

いつも笑顔でキラキラ輝ける秘訣を教えてください。

週に1回は自由な時間をつくっています。夫が休みの時は、実家に連れて帰ってくれて夜ご飯も食べて、子どもたちが眠るだけの状態で帰ってくることもあります。そんなときは、夜ご飯を食べに行ったり、美容室やエステなどに行ったり、自分の時間を作っています。スタバでドリンクを買って、いつもより遠回りのドライブをしながらの帰宅をすることも…! 少しでも一人の時間を作ってリフレッシュしています。

もちろん私だけではなく、夫にも自由な時間を作ってもらい、お互いの時間を大切にしています。

意外なリフレッシュ方法をお持ちだそうで…!

お休みの日にリハビリの勉強会に参加することがあります。メインはもちろん勉強ですが、子どもと離れてひとりで新幹線や飛行機に乗って移動する時間も、実は大切なリフレッシュの時間なんです。私も夫もですが、ステップアップのために勉強会に参加する時間もとても大切にしています。

これからワークライフバランスを意識しながら働いていきたい方へ一言

桜十字は出産後の細かい対応をしてくれる病院だと思います。出産・育児の経験のある先輩たちが地盤を作ってくれたから今こうやって働きやすい環境があるなと感じています。

またリハビリテーション部は、人数が多い分年齢の近いスタッフも多く、結婚・出産・育児などのライフイベントを経験している先輩が多くいるので、実体験などを気軽に聞くことができるのもいい点かなと思います。

私のように、今実際、育児をしながら働いているスタッフが感じていることを、今後も部署や病院全体の課題として発信していき、さらに働きやすい職場を目指しています。出産しても働きたいと考えている方は多いと思いますが、桜十字ではそんな女性のキャリアアップを応援できる場所です!


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