当院では「桜十字に関わる全ての人が幸せとなるモデルを全国へーハッピースパイラルー」という
病院理念を掲げています。
この理念は、世界中すべての人が幸せになるための目標である
SDGsと同じ未来を目指しています。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年の国連サミットで採択された、2030年までの達成を目指す国際目標です。経済・社会・環境において、2030年までに「誰一人取り残さない」世界を実現するために、17の目標と169のターゲットが掲げられています。
私たちの平均寿命は、80年とちょっと。
100年前のおよそ2倍にまで長くなりました。
一方で、健康寿命 ―介護の手を借りずに生活できる期間は、それよりもおよそ10年も短いという統計が出ています。
「健康」とは、身体的・精神的・社会的に満足度の高い状態。
健康を追求することは、幸せにもつながっていきます。
私たちは平均寿命と健康寿命のギャップを埋め、あらゆる人が一生を通じて「健康」でいられるよう
人生100年時代のヘルスケア
に取り組みます。
当院の医療体制や地域活動に対するご意見を直接伝えていただけるよう「患者さま満足室」を設置しています。各フロアには「ご意見・ご要望BOX(理事長直通便)」を設け、患者さま・ご家族・地域の方々の声を大切にし、双方向コミュニケーションに努めています。
入職者研修をはじめ、キャリアステージに応じた研修を実施しています。各職種の専門性強化と挑戦する文化の醸成のため、毎年院内学会を開催。外部専門人材を招聘した研修・勉強会の実施や、外部研修の受講・各種資格の取得支援により、学びの機会を促進しています。
健康診断・予防接種の経費補助や保健師による講話・チームビルディング・面談等のメンタルヘルス対策を講じています。また、労働安全衛生にも力を入れており、入職者研修での腰痛予防講座、安全衛生委員会の理学療法士を中心にラウンドも行っています。
ハラスメント行為を防ぐために就業規則へ定めており、具体的な取り組みとして「LINEハラスメント相談窓口」を設置しています。より相談しやすくするために男性・女性1名ずつの窓口を設けています。
電子カルテを導入し、電子カルテ運営委員会による業務の効率化・ペーパーレス化に取り組んでいます。県内最大規模の入院ベッド数を活かして患者データを蓄積し、医療研究分野への貢献にもつなげていきます。
規格外の食材の有効活用や、メニューの適正量・残食量の確認、食材量の見直しを日々行っています。またビュッフェ形式の社員食堂がある当院では、スタッフ個人としても「残食ゼロ」を意識し、食べられる量だけを取り、食べ残しを出さないことを徹底しています。
花木の整備専門スタッフ「美花隊」を配置し、オフィス内外の植栽に取り組んでいます。敷地内の散歩コースや庭には常緑樹や落葉樹、果樹などを取りまぜ、より自然に近い環境を形成することで、さまざまな生物の生活空間を創造することにも貢献しています。
この度、熊本県SDGs登録制度に申請し、
令和4年1月26日付けで熊本県SDGs登録事業者として
登録されました。
登録期:第2期
登録日:令和4年(2022年)1月26日
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