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年間MVP社員に聞く、桜十字の文化

常に笑顔でだれにでも分け隔てなく接し、患者さんに寄り添った丁寧なチーム医療を展開する姿勢が評価され、2019年度年間MVP社員に選出された理学療法士の松原さん。年間MVP社員をはじめとする、当院の「いい人・良い取り組みを評価しよう!」という文化や、病院の雰囲気について聞いてみました。

 

リハビリテーション部

理学療法士 松原 未奈美

 

2012年4月入社、理学療法士歴13年

熊本リハビリテーション学院出身(現:熊本総合医療リハビリテーション学院)。亜急性期・回復期病院で経験を積んだのち、当院へ。現在は地域包括ケア病棟を担当している。

※記事公開日時点

 

年間MVP社員とは・・・

仕事に対する積極性や、患者さま・ご家族・スタッフからの信頼、専門分野の技術・知識などで高い評価を得た、全社員のうちわずか1%に輝いた社員です。

年間MVP社員について

受賞したときはどんな気持ちでしたか?

周りには、自分より知識が豊富で、技術の優れたスタッフや、学会で発表するような取り組みを行っているスタッフがいて。「自分ももっと頑張らないと」と、刺激を受けながら働いていたので、まさか自分が受賞するとは…って感じでした。でも、特別な資格を取得したり、目立った取り組みをしたりしていなくても、日々の仕事をちゃんと見てくれて評価してくれたんだと、すごく嬉しくもありました。

制度についてどう感じていますか?

やっぱり、評価してもらえるって嬉しいことだと思うんです。評価のために仕事をやっているわけじゃないけど、自分がやっていることを見てくれている・認めてもらえるって感じられると、モチベーションにもつながりますよね。みんなの前で発表されるのは、恥ずかしい気もしますが、「おめでとう~!!」って声をかけ合える場ができるのはすごくいいことだなと感じています。

また今年から、大きいパネルで選出者が張り出されるようになり、患者さんからも「すごかね~」「頑張ってるね」と何度も声をかけていただきました。同僚だけでなく、患者さんからも声をもらえるのは、本当に嬉しいことだし、「頑張ろう」って前向きな気持ちになれると感じています。

温かい言葉が飛びかう職場

声をかけてもらえるのは嬉しいですよね。普段も、声をかけ合う雰囲気はありますか?

病棟ごとに担当が決まっていることもあって、団結力がすごいです。何かあったら声をかけ合ってみんなでフォローしよう、いいことがあったらみんなでお祝いしようっていう雰囲気はいつも感じています。年間MVP社員に選ばれたときはもちろんなんですけど、普段から自分が頑張ったなーと思っているときに、「お疲れさま!よくやったね!」「すごいね!」って頑張りを認めてくれます。悩んでいるときには、「大丈夫?」ってすぐ声をかけてくれたり、今までの経験からアドバイスをしてくれたり、みんなに支えられているなと感じられます。誕生日には、病院からケーキがプレゼントされることもあって、みんなでお祝いしています!

働くお母さんとお聞きしましたが、子育てと仕事の両立はどうですか?

みんなが声をかけ合う温かい職場に加えて、お母さんに優しい制度・設備が整っていると感じています。私は桜十字病院に転職してから3姉妹を出産したんですけど、いつも安心して産休に入れるし、戻ってこれるんですよ。ママさんスタッフが多いこともあって、突然子どもが熱を出したときも「大丈夫?気にしないで!!」ってフォローしてくれるし、「子どもが待ってるから早く帰ってください!」って後輩が気を使ってくれることもたくさんあります。大変なことや悩むこともあるけど、温かい、楽しい職場だと思います。

どんな時に「楽しい」と感じますか?

毎日、楽しいなと思いながら働いています(笑)。特に、セラピストとしての楽しさや、やりがいを感じるのは、患者さんの何気ない変化を見られた時ですね。日々患者さんと向き合う中で、少しずつできなかったことができるようになったり、患者さんの表情が明るくなったり、笑顔が増えていったり。そういった変化を患者さんと一緒に共有できる瞬間が、セラピストとして嬉しいし楽しいです。

仕事をするうえで大切にしていることは?

患者さんのデマンドを引き出す

患者さんやご家族が諦めていたデマンドを引き出すことを大切にしています。セラピストは、いちばん長い時間、患者さまと1対1で向き合える仕事だと思っています。「自分は、もうずっと寝たきりなんだろうな」と感じている患者さんも、コミュニケーションを取るうちに、「もう1回散歩ができたらいいのにな」と話をしてくれることもあります。そのような、患者さま・ご家族が内に秘めているデマンドを聞き出し、患者さんらしく生活できるようにサポートすることを大切にしています。

患者さんとご家族をつなげる

患者さんとご家族の精神的な距離が離れないようにすることです。2か月、3カ月と入院するうちに、患者さんは病院での生活に慣れ、ご家族は患者さんのいない生活に慣れてしまうことがあるんです。患者さんには家や家族を意識してもらって、リハビリの励みにしてもらいたいし、ご家族には患者さんの状態を知ってもらって、迎え入れる準備をしてもらいたいと思っています。そのため、患者さん・ご家族の両方と積極的にコミュニケーションを取り、双方の状況を都度伝えるように心がけています。

スタッフ間のコミュニケーションも密に

患者さんやご家族とのコミュニケーションだけでなく、スタッフ間のコミュニケーションも大切だと思っています。なので、「報・連・相」は常に意識しています。患者さんの状態変化や、悩んでいることなど、あらゆることを伝えています。自分で考えることも、もちろん大切ですけど、仲間と一緒に考えることでより良い解決策が見つかることもあります。また、患者さんのデマンドは、主治医や看護師と相談したり、場合によっては栄養士や薬剤師、ソーシャルワーカーに相談したり、多職種と連携しないと実現できないことが多いため、チームワークを大切にしています。

今後の展望を聞かせてください!

セラピストって知識や経験、技術だけでなく人間性も必要だと、働き始めたころからずっと言われてきてきました。今回、年間MVP社員に選出されたのは、いままで大切にしてきた患者さんやご家族との関わり方といった人間性の部分を見てくれて、評価してくれたと感じています。なので、今後は、理学療法士としての知識・技術をつけていきたいと思います。幸せなことに、周りには先輩・後輩問わず、すごい人がたくさんいるので、みんなの良いところを吸収して、人間性も技術も伴ったセラピストになりたいです。

 


募集要項

理学療法士作業療法士言語聴覚士

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